RDF転送ライブラリの使い方  

RDF転送ライブラリ(jvrsrv.dll)とは

RDF転送ライブラリは、データ転送をするライブラリです。
RDF転送ライブラリは、RDFサービスと一緒にインストールされます。
   

RDFサービスデータをクライアントへ転送

RDF転送ライブラリは、RDFサービスの管理下にあるRDF形式の帳票(RDFサービスデータ)をクライアントへ転送します。
クライアントへ転送されたRDFサービスデータは、プレビューコントロールでプレビューします。
RDFサービスデータを転送する時は、プレビューコントロールのFileName プロパティを使います。
 
ASP/ASP.NETの記述例)
 
JvitViewCtrl1.FileName =
"<% Response.Write "/scripts/jvrsrv.dll?rdfid=" & JvrlibCtl.JobId & "&execmode=0" %>";
 
JAVAの記述例)
 
JVRVW80Ctrl1.FileName =
'http://server1/cgi-bin/jvrsrv.dll?rdfid=" + Integer.toString(iRdfID) + "&execmode=1';
 
記述例中の「JobId」「iRdfID」はRDFサービスデータIDです。「execmod」は実行モードです。
各々以下の仕様となっています。
 
1.RDFサービスデータID (JobId/iRdfID)
 
RDFサービスデータIDは、レポートライブラリから取得します。
 
レポートライブラリOCX/.NETコントロールの場合:JobIdプロパティ
レポートライブラリJNIの場合:jvCloseの戻り値
 
レポートライブラリOCX/.NETコントロール:RDFサービスデータの作成とIDの取得   
レポートライブラリJNI:RDFサービスデータの作成とIDの取得   
 
2.実行モード(execmode)
 
以下の実行モードを設定することができます。
 
 0 : RDFサービスデータの転送。転送後にRDFサービスデータを削除する。(初期値)
 1 : RDFサービスデータの転送。転送後にRDFサービスデータを削除しない。
 2 : RDFサービスデータの削除。
 ※実行モードは省略することもできます。省略した場合は0になります。
 
記述例(ASPの場合)
 
実行モードを省略した場合
JvrvwXXCtrl1.FileName =
"<%Response.Write"/scripts/jvrsrv.dll?rdfid=" & JvrlibXXCtl1.JobId %>";
 
実行モードで削除を記述した場合
JvrvwXXCtrl1.FileName =
"<%Response.Write"/scripts/jvrsrv.dll?rdfid=" & JvrlibXXCtl1.JobId & "&execmode=0" %>";
 
転送時に削除せず、後から削除する場合
JvrvwXXCtrl1.FileName =
"<%Response.Write"/scripts/jvrsrv.dll?rdfid=" & JvrlibXXCtl1.JobId & "&execmode=1" %>";
  ・
  ・
JvrvwXXCtrl1.FileName =
"<%Response.Write"/scripts/jvrsrv.dll?rdfid=" & JvrlibXXCtl1.JobId & "&execmode=2" %>";
 
※各言語のプログラムコードは、製品添付のサンプルに記述されています。
サンプル:インストールディレクトリ¥SampleProgram¥
 

XML形式の帳票初期値をクライアントへ転送

RDF転送ライブラリは、RDFサービスの管理下にあるXML形式の帳票初期値をクライアントへ転送します。
初期値を転送する時は、プレビューコントロールのDataFileName プロパティを使います。
 
ASP/ASP.NETの記述例)
 
JvitViewCtrl1.DataFileName =
"<% Response.Write "/scripts/jvrsrv.dll?rdfid=" & Jvwlib.JobId & "&execmode=1" %>";
 
JAVAの記述例)
 
JvitViewCtrl1.DataFileName =
'http://server1/cgi-bin/jvrsrv.dll?rdfid=" + Integer.toString(iXmlID) + "&execmode=1';
 
記述例中の「JobId」「iXmlID」はXMLデータIDです。「execmod」は実行モードです。
各々以下の仕様となっています。
 
1.XMLデータID (JobId/iXmlID)
 
JAVA以外の環境では、XMLデータIDをRDFインターフェースライブラリのJobIDから取得します。
JAVAの場合には、XMLデータIDをレポートライブラリJNIのjvWriteRdfSVCから取得します。
 
2.実行モード(execmode)
 
以下の実行モードを設定することができます。
 
 0 : RDFサービスデータの転送。転送後にRDFサービスデータを削除する。(初期値)
 1 : RDFサービスデータの転送。転送後にRDFサービスデータを削除しない。
 2 : RDFサービスデータの削除。
 ※実行モードは省略することもできます。省略した場合は0になります。