JobIdプロパティ

RDFサービスデータ作成時のRDFサービスデータIDの取得や、印刷時の印刷ジョブIDの設定・取得をします。
 
[構文]
 
long  =  Object.JobId
 

設定項目

内容

Object

オブジェクトへの参照を表すオブジェクト式

long RDFサービスデータID、または、印刷ジョブID
 
[設定値]
 
long には印刷ジョブIDを指定します。初期値は-1です。
RDFサービスデータIDとしてJobIdプロパティを使用する時は値を設定できません。
 
[解説]
 
RDFサービスデータIDの取得
RDFサービスデータIDを取得する時は、OutDeviceプロパティに「JV_RDFSVC」を指定します。RDFサービスデータIDの取得に失敗した時は0以下の値が返ります。RDFサービスが起動していない場合は、-1が返ります。
値の参照は、Endメソッド実行後に可能です。
 
印刷ジョブIDの取得
印刷ジョブIDを取得する時は、OutDeviceプロパティに「JV_PRINTER 」を指定します。印刷ジョブIDの取得に失敗した時は-1が返ります。
 
印刷ジョブIDの設定
JobInfoプロパティやJobStatusプロパティで情報を取得する時には、JobIdプロパティに印刷ジョブIDを設定して情報を取得するジョブを指定します。
印刷ジョブIDを設定する時は、OutDeviceプロパティに「JV_PRINTER 」を指定します。
値の設定は実行時に可能です。値の参照はStartメソッドと、EndメソッドまたはAbortメソッドの間で可能です。
 
[コーディング例]
 
印刷ジョブIDの取得と設定
 
''印刷ジョブIDを取得する
JobId = Jvr.JobId
Jvr.End '印刷終了
 
''印刷ジョブの状態を取得する
Jvr.PrinterName = "PC-PR201"
Jvr.JobId = JobId
jStatus = Jvr.JobStatus
 
RDFサービスデータIDの取得
 
''ASPでのコーディング


JvrlibCtl.End;
''End実行後にRDFサービスデータIdを取得する
Jvrvw8XCtrl1.FileName =
"<% Response.Write "/scripts/jvrsrv.dll?rdfid=" & JvrlibCtl.JobId & "&execmode=1" %>";