UNICODEの使用
.NET環境では、UNICODEの文字を使用することができます。
UNICODEを使う場合は、プログラムソースをUNICODE(UTF-8
シグニチャ付き)で保存してください。
レポートライブラリOCX/レポートライブラリ.NETコントロール
1.CharacterSetプロパティを使って、UNICODEの設定を行います。
2.1の設定後に、次のメソッドやプロパティでUNICODEの文字を描画することができます。
SetFieldTextメソッド、SetFieldGridメソッド、DrawTextメソッド、BookMarkプロパティ
−基本的なコーディング
レポートライブラリDLL/レポートライブラリJNI
1.次のファンクションでUNICODEを描画することができます。
jvSetFieldTextW、jvSetFieldGridW、jvDrawTextW、jvSetStringW
(2.レポートライブラリJNIのみ)
XML形式の初期値の中にUNICODEが含まれる時は、jvWriteRdfSvcWを使います。
−基本的なコーディング
プレビューコントロール
1.帳票の中にUNICODEの文字が含まれている場合
そのままプレビューコントロールで表示することができます。
2.XML初期値の中にUNICODEの文字が含まれている場合
初期値の中にUNICODEの文字を使う場合は、先頭が「fffe」で始まるUNICODEファイル仕様で作成します。プレビューコントロールは、ファイル仕様から文字コードを判別して表示します。
3.プレビュー画面からUNICODEの文字が入力された場合
画面から入力されたUNICODE文字列をXmlDataプロパティで取得する時は、CharacterSetプロパティにUNICODEを指定して取得します。
XMLData以外のプロパティやメソッドを使う時は、プレビューコントロールが自動で文字コードをコントロールするため、特別な操作は不要です。
レポートエディタでUNICODEの固定文字を使う
1.レポートエディタで、フォームにUNICODEの固定文字を描画することができます。