XML形式の初期値の作り方
プレビューコントロールに帳票を表示する時、帳票上のフィールドに初期値を設定することができます。
初期値を設定できるフィールドは、テキストフィールド、グリッドフィールド、セレクトボタンフィールドの3種類です。テキストフィールドは、初期値の中でコンボボックスやリストボックスに変更することができます。
初期値の内容
初期値は、XML形式で作成します。
初期値には、以下の設定や値を含めることができます。
1.フィールドの初期値
フィールドに初期表示する値です。初期値を設定すると、帳票作成時にフィールドにデータが埋め込まれていても上書きされます。
2.コンボボックスやリストボックスの設定
テキストフィールドをコンボボックスやリストボックスに変更する時に設定します。
3.コンボボックスとリストボックスの選択肢
コンボボックスとリストボックスのドロップダウンリストに一覧表示する項目を設定します。
4.フィールドの入力可/不可の設定
各フィールドごとに、入力可/不可の設定ができます。
5.フィールドの入力制限(最小値/最大値の設定)
数値型フィールド(編集子が数値型のもの)では、入力範囲(最小値と最大値)を設定できます。
6.コンボボックスとリストボックスのリンク先フィールド
コンボボックスとリストボックスは、フィールド(グリッドフィールドの場合はセル)とリンクさせることができます。例えば、コンボボックスで商品Aを選択すると、金額用フィールドに商品Aの金額を自動表示するなどの場合に利用します。
初期値にUNICODEを使う
初期値は、Shift-JIS、または、UNICODEで作成することができます。
初期値をUNICODEので作成する場合は、ファイルの先頭が「fffe」で始まるUNICODEファイル仕様で作成します。
初期値のXML仕様
XMLの仕様は、「XML初期値 エレメント解説」を参照してください。
実際の初期値のサンプルがインストールディレクトリに入っています。
解説とあわせて参照してください。
XMLサンプル:インストールディレクトリ¥SampleProgram¥WebInput¥teian.XML
弊社ホームページでは、プレビュー画面でのデータ入力が体験できます。
画面では、入力値で印刷したり、サーバーへ入力値を送信したり、ローカルディスクへ保存したりすることを体験できます。
http://www.jive-comp.co.jp Webサンプルのページ