SetFieldGridメソッド
グリッドフィールドにデータを設定します。
[構文]
レポートライブラリOCX
Object.SetFieldGrid
(fieldname, line, text)
レポートライブラリ.NETコントロール
long
Object.SetFieldGrid
(fieldname, line, text)
設定項目 |
型 |
内容 |
Object
|
|
オブジェクトへの参照を表すオブジェクト式 |
fieldname |
string |
グリッドフィールド名 |
line |
long |
データを設定する行の番号 |
text |
string |
1行分のデータ |
[エラーコード]
値 |
内容 |
1004 |
フィールドデータセットエラー |
1029 |
Startを行ってください |
1041 |
メモリエラー |
1042 |
フィールドオーバーフロー |
1043 |
編集子が不正です |
1044 |
指定されたフィールドがありません |
[解説]
SetFieldGridメソッドでは、グリッドフィールドの1行分のデータを設定します。2行以上設定する場合は、設定する行の数だけSetFieldGridメソッドを実行してください。
1行に複数の列がある場合は、列データと列データの間を区切り記号で区切ります。区切り記号にはカンマが初期設定されていますが、GridSeparatorプロパティで別の文字に変えることができます。
渡した文字列がデザイン時に設定した編集子の桁数を超えた場合はオーバーフローとなります。
オーバーフロー時の処理は、編集子が文字型の場合にはCharOverFlowプロパティ、数値型の場合にはNumOverFlowプロパティを使って設定することができます。
描画文字列には、外字やUNICODEを使用することができます。
StartメソッドとEnd(Abort)メソッドの間で実行します。
−フィールド編集子
−外字の描画
−UNICODEの使用
−基本的なコーディング
[コーディング例]
レポートライブラリOCX
''グリッドフィールドへのデータセット
text = "営業" + "," + ""
+ "," + "50000000" + "," + "30000000"
+ "," + "10000000" + "," + "10000000"
JvrS.SetFieldGrid("所得金額1", 1, text)
text = "農業" + "," + ""
+ "," + "17000000" + "," + "10000000"
+ "," + "5000000" + "," + "2000000"
Jvr.SetFieldGrid("所得金額1", 2, text)
レポートライブラリ.NETコントロール
''グリッドフィールドへのデータセット
text = "営業" + "," + ""
+ "," + "50000000" + "," + "30000000"
+ "," + "10000000" + "," + "10000000"
ret = JvrS.SetFieldGrid("所得金額1", 1,
text)
text = "農業" + "," + ""
+ "," + "17000000" + "," + "10000000"
+ "," + "5000000" + "," + "2000000"
ret = Jvr.SetFieldGrid("所得金額1", 2, text)