SaveFileメソッド

表示中の帳票をRDF形式、または、Adobe PDF形式でファイルに保存します。
 
[構文]
 
Object.SaveFile
 

設定項目

内容

Object

 

オブジェクトへの参照を表すオブジェクト式

 
エラーコード
 
[解説]
 
作成する形式は、OutDeviceプロパティで指定します。 
作成するページの範囲は、MinPageプロパティとMaxPageプロパティで指定します。
 
SaveFile メソッドを実行する時は、LockedプロパティをFalseにしておきます。
画面上でデータを入力した場合は、入力データも保存されます。
 
保存するファイル名は、SaveFileNameプロパティで設定します。
ShowFileDialogメソッドでファイル選択ダイアログを表示し、ユーザーにファイル名を設定させることもできます。
ファイルにパスワードをつける場合は、Passwordプロパティを使います。パスワードをつけた場合は、ファイルを開く時にも同じパスワードが必要です。
 
基本的なコーディング   
 
[コーディング例]
 
ファイル名を直接設定する場合

Jvrvw.Password = “xyz”

‘パスワードの設定

SaveFileName = “c:\tmp\見積書.RDF”

‘ファイル名の設定

Jvrvw.SaveFile

‘ファイルの保存

Jvrvw.Show

‘画面の再描画

 
ファイル選択ダイアログを表示する場合

Jvrvw.Password = “xyz”

‘パスワードの設定

Jvrvw.ShowFileDialog(0)

‘ダイアログの表示

Jvrvw.SaveFile

‘ファイルの保存

Jvrvw.Show

 ‘画面の再描画