LAN環境やローカル環境での使い方
スタンドアロンやLANなどのネットワーク環境で帳票印刷を行う場合の使い方を解説します。
アプリケーション開発の概要
1.プレビューコントロールで帳票をプレビューするためには、まず、帳票をRDF形式のデータとして出力するプログラムを作成します。
メモリ上に作成されたRDF形式のドキュメントデータは、そのまま使うこともできますが、ファイルに保存してRDFファイルとして使うこともできます。
−RDFドキュメントデータ作成(レポートライブラリOCX/レポートライブラリ.NETコントロール)
−RDFファイルの作成(レポートライブラリOCX/レポートライブラリ.NETコントロール)
−RDFドキュメントデータ作成(レポートライブラリDLL/レポートライブラリJNI)
−RDFファイルの作成(レポートライブラリDLL)
2.次に、作成したRDF形式の帳票をプレビューコントロールで表示するプログラムを作成します。
プレビューコントロールには印刷機能もあります。
−RDFドキュメントデータのプレビュー
−RDFファイルのプレビュー
3.アプリケーションが完成したら、実行環境に、開発アプリケーション、レポートライブラリ、プレビューコントロールをインストールします。
環境整備
プレビューコントロールを使ったアプリケーションを別の環境で実行する時は、プレビューコントロールを実行環境に配布します。
1.プレビューコントロールを実行環境のWindowsディレクトリにコピーします。
1-1.プロフェショナル(X86)またはスタンダード(X86)を使って開発した場合
実行環境のOSがx86Editionの場合: 実行環境のc:\Windows\System32ディレクトリ
実行環境のOSがx64Editionの場合: 実行環境のc:\Windows\SysWOW64ディレクトリ
1-2.プロフェッショナル(X64)を使って開発した場合
x64対応プレビューコントロールを使った場合: 実行環境のc:\Windows\System32ディレクトリ
x86対応プレビューコントロールを使った場合: 実行環境のc:\Windows\SysWOW64ディレクトリ
2.コピーしたプレビューコントロールをレジストリ登録します。
レジストリ登録は、以下のようにコマンドラインから行なうか、あるいはインストールツールを使用します。
Regsvr32.exe Jvrvw9X.ocx
※Regsvr32.exeは、Windowsのシステムディレクトリにあります。
プレビューコントロールは単独で動くため、他のファイルは必要ありません。
開発環境
プレビューコントロールは、ActiveXコントロールを利用できる開発環境で使用可能です。
「インストールディレクトリ¥SampleProgram」にサンプルプログラムがインストールされています。