DrawBoxメソッド

四角形を描画します。
 
[構文]
 
レポートライブラリOCX
 
Object.DrawBox (sx, sy, ex, ey, round, roundptr)
 
レポートライブラリ.NETコントロール
 
long Object.DrawBox (sx, sy, ex, ey, round, roundptr)
 
 

設定項目

内容

Object

 

オブジェクトへの参照を表すオブジェクト式

sx

long

四角形の左上X座標(1/100mm単位)

sy

long

四角形の左上Y座標(1/100mm単位)

ex

long

四角形の右下X座標(1/100mm単位)

ey

long

四角形の右下Y座標(1/100mm単位)

round

long

角丸め半径(1/100mm単位)

roundptr

long

角丸め位置(設定値参照)

 
[エラーコード]
 

内容

1011

描画エラー

1029

Startを行ってください

 
[設定値]
 
roundptr には次の値を指定します。複数指定する場合はORで連結します。
 

定数

内容

JV_ROUND_LT

1

左上

JV_ROUND_RT

2

右上

JV_ROUND_LB

3

左下

JV_ROUND_RB

4

右下

   
[解説]
 
round に0を指定すると角は丸められません。
四角形のプロパティは、LineWidthプロパティ(線の幅)、LineStyleプロパティ(線の種類)、FillPatternプロパティ(塗り潰しパターン)、OutLineプロパティ(輪郭線)を使って設定します。 各プロパティは、改ページでページが変わった時には再設定が必要です。
 
StartメソッドとEnd(Abort)メソッドの間で実行します。
 
[コーディング例]
 
レポートライブラリOCX
 
Jvr.OutLine = JV_OUTLINE_OFF '輪郭線なし
Jvr.LineWidth = 1 '線の幅を1/100mmにする
rsize = 300 '角丸めサイズ
rptr = JV_ROUND_LT Or JV_ROUND_RB '角丸め位置(左上、右下)
Jvr.DrawBox(500, 1000, 3000, 4000, rsize, rptr)
 
レポートライブラリ.NETコントロール
 
Jvr.OutLine = JV_OUTLINE_OFF '輪郭線なし
Jvr.LineWidth = 1 '線の幅を1/100mmにする
rsize = 300 '角丸めサイズ
rptr = JV_ROUND_LT Or JV_ROUND_RB '角丸め位置(左上、右下)
ret = Jvr.DrawBox(500, 1000, 3000, 4000, rsize, rptr)