FillPatternプロパティ

図形の塗り潰しパターンを設定します。
 
[構文]
 
Object.FillPattern  =  long  
 

設定項目

内容

Object

オブジェクトへの参照を表すオブジェクト式

long

塗り潰しパターン(設定値参照)
 
[設定値]
 
 long には次の値を指定します。
 

定数

内容

JV_FILL_NULL

0

塗り潰しなし

JV_FILL_SOLID

1

前景色で塗り潰し(初期値)

JV_FILL_DKGRAY

2

濃い灰色

JV_FILL_GRAY

3

灰色

JV_FILL_LTGRAY

4

薄い灰色

JV_FILL_WHITE

5

JV_FILL_FDIAGONAL

6

45度右上がりハッチ

JV_FILL_BDIAGONAL

7

45度右下がりハッチ

JV_FILL_HORIZONTAL

8

水平ハッチ

JV_FILL_VERTICAL

9

垂直ハッチ

JV_FILL_CROSS

10

水平と垂直のクロスハッチ

JV_FILL_DIAGCROSS

11

45度のクロスハッチ

 201〜248ビットマップパターン
 
[解説]
 
DrawBoxメソッドなどの図形描画メソッドで図形を描画する時は、FillPattern プロパティで塗り潰しパターンを指定します。改ページでページが変わった時には再設定が必要です。FillPatternプロパティではフォームに描画された図形の塗り潰しパターンを変更することはできません。
201〜248のビットマップパターンは『付録/網掛けパターン』を参照してください。
 
値の設定と参照はデザイン時、実行時に可能です。
設定場所や参照場所に制限はありません。
 
[コーディング例]
 

Jvr.FillPattern = JV_FILL_SOLID

'前景色で塗り潰し

Jvr.FillPattern = JV_FILL_CROSS

'水平と垂直のクロスハッチ