レポートライブラリ.NETコントロールでのアプリケーション開発
レポートライブラリ.NETコントロールの種類
レポートライブラリ.NETコントロールは、.Net Framework 2.0用と.Net
Framework 4.0用が用意されています。
アプリケーションで使用する.Net Frameworkにあわせて使い分けてください。
.Net Framework 2.0/3.0/3.5の場合:.Net Framework
2.0用のレポートライブラリ.NETコントロールを使います。
.Net Framework 4.0以降の場合:.Net Framework 4.0用のレポートライブラリ.NETコントロールを使います。
インストール先
レポートライブラリ.NETコントロールは、インストールディレクトリ\DnetControlの下にインストールされます。
−インストール先、ファイル名
開発環境
レポートライブラリ.NETコントロールは、.NETコントロールを利用できる言語環境で使います。
※レポートライブラリ.NETコントロールは、Delphiでは使用できません。
インストールディレクトリにサンプルプログラムがインストールされています。
インストール先:インストールディレクトリ¥SampleProgram
実行環境の整備
レポートライブラリ.Netコントロールを使ったアプリケーションを実行環境で動かす場合は次の作業を行います。
1.レポートライブラリ.Netコントロールを実行モジュールと同じディレクトリに入れます。
2.レポートライブラリDLLを実行環境のWindowsディレクトリにコピーします。
(レポートライブラリ.NetコントロールはレポートライブラリDLLを使って動きます。)
2-1.プロフェショナル(X86)またはスタンダード(X86)を使って開発した場合
実行環境のOSがx86Editionの場合: 実行環境のc:\Windows\System32ディレクトリ
実行環境のOSがx64Editionの場合: 実行環境のc:\Windows\SysWOW64ディレクトリ
2-2.プロフェッショナル(X64)を使って開発した場合
実行環境のc:\Windows\System32ディレクトリ
x64対応レポートライブラリDLLはWindowsのシステムディレクトリにあります。
−X64製品での開発/各種開発環境での使い方/Visual
Studioでの開発
3.Visual Cのランタイムライブラリをコピーします。
3-1..プロフェショナル(X86)またはスタンダード(X86)を使って開発した場合
[.Net Framework 2.0用コントロールを使用した場合]
レポートライブラリ.Netコントロールは、Visual C 2008のランタイムライブラリを使用しています。
以下のAまたはBのどちらかの方法でランタイムライブラリをインストールします。
A.実行モジュールと同じディレクトリに、 以下の4つのファイルをコピーします。
Microsoft.VC90.CRT.manifest、msvcm90.dll、msvcp90.dll、msvcr90.dll
これらのファイルは、次の場所にインストールされています。
インストールディレクトリ\DnetControl\x86\Framework2.0\Microsoft.VC90.CRT
B.vcredist_x86.exeを実行します。このプログラムは次の場所にあります。
インストールディレクトリ\DnetControl\x86\Framework2.0
[.Net Framework 4.0用コントロールを使用した場合]
レポートライブラリ.Netコントロールは、Visual C 2010のランタイムライブラリを使用しています。
.Net Framework 4.0をインストールするとこのライブラリもインストールされるので、特別な作業はありません。
3-2..プロフェッショナル(X64)を使って開発した場合
[.Net Framework 2.0用コントロールを使用した場合]
レポートライブラリ.Netコントロールは、Visual C 2008のランタイムライブラリを使用しています。
以下のAまたはBのどちらかの方法でランタイムライブラリをインストールします。
A.実行モジュールと同じディレクトリに、 以下の4つのファイルをコピーします。
Microsoft.VC90.CRT.manifest、msvcm90.dll、msvcp90.dll、msvcr90.dll
これらのファイルは、次の場所にインストールされています。
インストールディレクトリ\DnetControl\x64\Framework2.0\Microsoft.VC90.CRT
B.vcredist_x64.exeを実行します。このプログラムは次の場所にあります。
インストールディレクトリ\DnetControl\x64\Framework2.0
※このプログラムは、Microsoft社のWebサイトからダウンロードすることもできます。
[.Net Framework 4.0用コントロールを使用した場合]
レポートライブラリ.Netコントロールは、Visual C 2010のランタイムライブラリを使用しています。
.Net Framework 4.0をインストールするとこのライブラリもインストールされるので、特別な作業はありません。