JobStatusプロパティ

印刷ジョブ状態の取得と設定を行います。
 
[構文]
 
long  =  Object.JobStatus
 

設定項目

内容

Object

オブジェクトへの参照を表すオブジェクト式

long ジョブ状態
   
[設定値]
 
long には次の値を指定します。 初期値は0です。
 

定数

内容

JV_JOBCONTROL_PAUSE

1

印刷ジョブを一時停止  

JV_JOBCONTROL_RESUME

2

一時停止している印刷ジョブを再開

JV_JOBCONTROL_CANCEL

3

印刷ジョブを削除

JV_JOBCONTROL_RESTART

4

印刷ジョブを再開始

 
[解説]
 
状態を取得するジョブは、JobIdプロパティで指定します。
プリンタは、PrinterNameプロパティで指定します。
取得した印刷ジョブ状態は、次の値のうち、該当する値の合計値となります。
 

定数

内容

JV_JOBSTATUS_PAUSED

1

一時停止

JV_JOBSTATUS_ERROR

2

エラー
JV_JOBSTATUS_DELETING

4

削除中
JV_JOBSTATUS_SPOOLING

8

スプール中
JV_JOBSTATUS_PRINTING

16

印刷中
JV_JOBSTATUS_OFFLINE

32

オフライン
JV_JOBSTATUS_PAPEROUT

64

紙切れ
JV_JOBSTATUS_PRINTED

128

印刷済み
 
値の設定と参照は、実行時に可能です。設定場所や参照場所に制限はありません。
 
[コーディング例]
 
''ジョブIDを取得する
JobId = Jvr.LastJobId
Jvr.End
 
''印刷ジョブの状態を取得する
Jvr.PrinterName = "PC-PR201"
Jvr.JobId = JobId
jStatus = Jvr.JobStatus