JobInfoプロパティ

ジョブの全情報を取得します。
 
[構文]
 
string  =  Object.JobInfo
 

設定項目

内容

Object

オブジェクトへの参照を表すオブジェクト式

string ジョブ情報
   
[設定値]
 
設定不可
 
[解説]
 
印刷ジョブの全情報を文字列型の値で返します。
情報の内容と並び順は次の通りです。項目間はカンマで区切られます。
ジョブを取得するプリンタは、PrinterNameプロパティで指定します。
情報を取得する印刷ジョブは、JobIdプロパティで指定します。
 
1.印刷ジョブID
2.プリンタ名
3.マシン名
4.ユーザー名
5.印刷ジョブ名(DocNameプロパティで指定した名称)
6.印刷ジョブを記録するために使われるデータの種類
7.印刷ジョブの状態(文字列)
8.印刷ジョブの状態(フラグ)
9.ジョブの優先順位
10.印刷キュー内のジョブの位置
11.文書のページ数
12.すでに印刷されたページ数
13.この文書がスプールされた時間(hh:mm:ss YY/MM/DD)
 
「8.印刷ジョブの状態」は、次の値のうち、該当する値の合計値となります。
 

定数

内容

JV_JOBSTATUS_PAUSED

1

一時停止

JV_JOBSTATUS_ERROR

2

エラー
JV_JOBSTATUS_DELETING

4

削除中
JV_JOBSTATUS_SPOOLING

8

スプール中
JV_JOBSTATUS_PRINTING

16

印刷中
JV_JOBSTATUS_OFFLINE

32

オフライン
JV_JOBSTATUS_PAPEROUT

64

紙切れ
JV_JOBSTATUS_PRINTED

128

印刷済み
 
値の参照は実行時に可能です。設定場所や参照場所に制限はありません。  
 
[コーディング例]
 

Jvr.PrinterName = "PC-PR201"

'プリンタの指定

jInfo = Jvr.JobInfo

'印刷ジョブの情報の取得