特殊効果
文字や図形には、特殊効果を設定することができます。
特殊効果では、シャドウ、フェードアウト、ソフトエッジを設定できます。
3Dなどの他の機能と一緒に使うこともできます。
塗り潰し効果は、高速印刷モードの時は設定できません。
注意)図形(四角形、楕円、扇、弓、クローズした多角形)にシャドウとフェードアウトを設定する場合は、背景モードを「上書き」にしておきます。「透過」にすると、設定した塗り潰し効果の種類によっては、シャドウやフェードアウトが浮き出ることがあります。
シャドウの例
フェードアウトの例
ソフトエッジの例
特殊効果ダイアログは、以下の方法でポップアップします。
・オブジェクトを選択→プロパティウィンドウの特殊効果をクリック
・オブジェクトを選択→マウスの右ボタンクリック→ポップアップメニューの特殊効果を選択
シャドウ
1.形状
シャドウの形状を選択します。上段の6種類は、オブジェクトの外側にシャドウがつきます。下段の4種類は、オブジェクトの内側にシャドウがつきます。
※下段4種類を選択すると、3Dは無効になります。
2.色
シャドウの色を選択します。
3.X軸オフセット
オブジェクトからシャドウまでのX軸方向の距離を設定します。0mmの時、オブジェクトとシャドウがX軸方向で重なります。
4.Y軸オフセット
オブジェクトからシャドウまでのY軸方向の距離を設定します。0mmの時、オブジェクトとシャドウがY軸方向で重なります。
5.シャドウサイズ
シャドウの大きさを設定します。100%の時、オブジェクトと同サイズのシャドウが描画されます。
6.傾斜角度
シャドウの傾斜角度を設定します。
形状が傾斜タイプのもの(上段の右端と右から2つ目)を選択した場合に設定可能です。
7.透明度
シャドウの色の透明度を設定します。
0%の時、シャドウ色=設定色となり、100%の時、シャドウ色は透明になります。
8.ソフトエッジ
シャドウの縁のソフトエッジ幅を設定します。
0mmの時、シャドウの縁はくっきりと描画され、値が大きくなると、シャドウの縁に淡くぼかしがかかります。
シャドウの例)
この文字と図形は以下の値で作成しました。
文字
<フォント>種類:Arial
Black、フォントサイズ:75ポイント、フォント横拡大率:100%
<3D>スタイル:凸型、サイズ:100%、3Dの深さ:25
<テクスチャ>種類:1番目、色相:0、明度:45、彩度:0
<シャドウ>種類:上段4番目、X軸オフセット:2.00mm、Y軸オフセット:2.00mm、
シャドウサイズ100%、透明度50%、ソフトエッジ:2.00mm
図形
<グラデーション>1色:赤、2色:白、種類:中央から、バリエーション:中心から
この文字と図形は以下の値で作成しました。
文字
<フォント>種類:Arial
Black、フォントサイズ:75ポイント、フォント横拡大率:100%
<グラデーション>1色:赤、2色:黄、種類:右上対角線、バリエーション:右上から
<シャドウ>種類:上段6番目、X軸オフセット:1.00mm、Y軸オフセット:1.00mm、
シャドウサイズ100%、傾斜角度:45度、透明度50%、ソフトエッジ:2.00mm
図形
<グラデーション>1色:黒、2色:白、種類:横、バリエーション:下から
この文字と図形は以下の値で作成しました。
文字
<フォント>種類:Arial
Black、フォントサイズ:75ポイント、フォント横拡大率:100%
<テクスチャ>種類:1番目、色相:0、明度:45、彩度:0
<シャドウ>種類:下段3番目、X軸オフセット:1.00mm、Y軸オフセット:1.00mm、
シャドウサイズ100%、透明度35%、ソフトエッジ:1.50mm
図形
<3D>スタイル:凸型、枠全体のサイズ:2.00ミリ、枠の平坦部のサイズ:1.50ミリ、3Dの深さ:50
<テクスチャ>種類:1番目、色相:0、明度:0、彩度:0
<シャドウ>種類:上段4番目、X軸オフセット:2.00mm、Y軸オフセット:2.00mm、
シャドウサイズ100%、透明度50%、ソフトエッジ:2.00mm
フェードアウト
1.形状
フェードアウトの形状を選択します。
2.X軸オフセット
フェードアウトのX軸方向の距離を設定します。
3.Y軸オフセット
フェードアウトのY軸方向の距離を設定します。
4.色(1色、2色)
フェードアウトの色を設定します。
ソフトエッジ
1.サイズ
ソフトエッジのサイズを設定します。
2.色
ソフトエッジの色を設定します。
※ソフトエッジが設定されていると、塗り潰し効果を設定しても有効になりません。