XML初期値 エレメント解説

初期値がXML形式で正しく記述されなかった場合は、読み込み時にエラーが発生します。エラーの内容は、プレビューコントロールのXmlErrorプロパティで取得することができます。

1.ページ情報

タグ名

page

内容

1ページ分の情報を記述します。複数ページのデータを記述する時は、1ページ毎にpageタグで囲みます。

省略

不可

データ型

なし

繰り返し

ページ数だけ繰り返します。

 
【属性】

属性名

データ型

省略

省略時の値

説明

no

integer

不可

 

ページ番号

  
【例】
2ページある時は、pageタグを2回繰り返します。
<page no=“1“>
<label no=“1” >
<text fieldname=“品名”>
HIDランプ
</text>
<radiobutton fieldname=“新規” enabled = ”1“ value =“1” />
<check fieldname=“住民票” enabled = “1” value =“1” />
</label>
</page>
<page no=“2” >
<label no=“1” >
<text fieldname=“品名”>
ナンバープレートベース
</text>
<radiobutton fieldname=“新規” enabled = “1” value =“0” />
<check fieldname=“住民票” enabled = “1” value =“0” />
</label>
</page>

1.1 ラベル情報

タグ名

label

内容

1ラベル分の情報を記述します。複数のラベルデータを記述する時は、ラベル毎にlabelタグで囲みます。

省略

不可

データ型

なし

繰り返し

ラベル数だけ繰り返します。

説明 labelタグはラベル印刷、可変フォーム印刷、複数フォーム(1ページの中に複数のフォームが描画されているもの)印刷のために用意されたタグです。
これら3パターンの印刷では、1ページの中に複数のフォーム(可変フォームの場合はセクション)が存在するため、各々のフォーム(可変フォームの場合はセクション)をラベル番号で指定します。
この3パターン以外の場合でもlabelタグは省略できません。その場合は、全体をlabelタグで囲み、noには1を設定します。
【ラベル印刷】
用紙左上をno=1とし、右側へ向かって、no=2、no=3と番号をつけます。最上段の右端まで進んだら、次は2段目の左端から同様に最後のラベルまで繰り返します。
【可変フォーム印刷】
DrawSectionまたはjvDrawSectionで描画したセクションの順に番号をつけます。最初に描画したセクションがno=1、次に描画したセクションがno=2となります。
【複数フォーム印刷】
DrawFormまたはjvDrawFormで描画したフォームの順に番号をつけます。最初に描画したフォームがno=1、次に描画したフォームがno=2となります。
 
 
【属性】

属性名

データ型

省略

省略時の値

説明

no

integer

不可

 

ラベル番号

 
【例】
1ページに2つのラベルやフォームがある場合、labelタグを2回繰り返します。
<page no=“1” >
<label no=“1” >
<text fieldname=“品名”>
HIDランプ
</text>
<radiobutton fieldname=“新規” enabled = “1” value =“1” />
<check fieldname=“住民票” enabled = “1” value =“1” />
</label>
<label no=“2” >
<text fieldname=“品名”>
ナンバープレートベース
</text>
<radiobutton fieldname=“新規” enabled = “1” value =“0” />
<check fieldname=“住民票” enabled = “1” value =“0” />
</label>
</page>

1.1.1テキストフィールド情報

タグ名

text

内容

テキストフィールドの出力文字列を記述します。

省略

データ型

string

繰り返し

文字列の行数だけ繰り返します。

説明

数値型編集子のテキストフィールドでは、maxvalueとminvalueで入力値を制限することができます。計算式を設定したテキストフィールドには、初期値の設定や入力許可の設定はできません。
 
【属性】

属性名

データ型

省略

省略時の値

説明

fieldname

string

不可

 

フィールド名

enabled

integer

1

0:入力不可、1:入力可

maxvalue

integer

 

最大値(数値型フィールド)

minvalue

integer

 

最小値(数値型フィールド)

  
【例】
<text fieldname=“税込金額” enabled=“1” maxvalue=“999999” minvalue=“-999999”>
10000
</text>
<text fieldname=“備考” enabled=“1”>
新規のご契約。
臨時休業のお知らせ。
</text>

1.1.2グリッドフィールド情報

タグ名

grid

内容

グリッドフィールドの出力文字列を記述します。

省略

データ型

string

繰り返し

文字列の行数だけ繰り返します。

説明

数値型編集子のグリッドフィールドでは、maxvalueとminvalueで入力値を制限することができます。
 
【属性】

属性名

データ型

省略

省略時の値

説明

fieldname

string

不可

 

フィールド名

col

integer

不可

 

列番号(1〜)

row

integer

不可

 

行番号(1〜)

enabled

integer

1

0:入力不可、1:入力可

maxvalue

integer

 

最大値(数値型フィールド)

minvalue

integer

 

最小値(数値型フィールド)

 
【例】
明細フィールドの3列目、4行目の値が4500で、最大値10000、最小値0の場合。
<grid fieldname=“明細”col=“3”row=“1”enabled=“1”maxvalue=“10000”minvalue=“0”>
4500
</grid>

1.1.3リストボックス情報

タグ名

list

内容

テキストフィールドをリストボックスにする場合に、リストボックスの選択肢を記述します。計算式を設定したテキストフィールドはリストボックスにできません。

省略

データ型

string

繰り返し

リストボックスの選択肢の数だけ繰り返します。

説明

fieldnameにはテキストフィールド名を記述します。テキストフィールド以外を記述するとエラーとなり、そのタグは読み飛ばされます。refnameを使って、リストボックスと他のフィールドを関連付けることができます。例えば、車体を選択すると車体の金額を自動表示するというように使います。refnameを記述した時は、valueの値の後ろに、関連付ける値をコロン「:」で区切って記述します。
 
【属性】

属性名

データ型

省略

省略時の値

説明

fieldname

string

不可

 

テキストフィールド名

enabled

integer

1

0:入力不可、1:入力可

value

string

 

リストに表示する初期値

refname

string

 

関連付けるフィールド名

refrow

integer

 

行番号(refnameがグリッドフィールド)

refcol

integer

 

列番号(refnameがグリッドフィールド)

 
【例】
品名リストでサイドバイザーを選択すると金額テキストフィールドに22000が入る。
<list fieldname=“品名” enabled = “1” refname =“金額”>
サイドバイザー:22000
スプラッシュボード:70000
ナンバープレートベース:3000
</ list >
品名リストでサイドバイザーを選択すると明細グリッドフィールドの2列目、3行目に22000が入る。
<list fieldname=“品名”enabled=“1”refname=“明細” refcol=“2” refrow=“3”>
サイドバイザー:22000
スプラッシュボード:70000
ナンバープレートベース:3000
</ list >

1.1.4コンボボックス情報

タグ名

combo

内容

テキストフィールドをコンボボックスにする場合に、コンボボックスの選択肢を記述します。コンボボックスは値を入力することもできます。計算式を設定したテキストフィールドはコンボボックスにできません。

省略

データ型

string

繰り返し

コンボボックスの選択肢の数だけ繰り返します。

説明

fieldnameにはテキストフィールド名を記述します。テキストフィールド以外を記述するとエラーとなり、そのタグは読み飛ばされます。refnameを使って、コンボボックスと他のフィールドを関連付けることができます。例えば、車体を選択すると車体の金額を自動表示するというように使います。refnameを記述した時は、valueの値の後ろに、関連付ける値をコロン「:」で区切って記述します。数値型編集子のテキストフィールドをコンボボックスにした時は、maxvalueとminvalueで入力値を制限することができます。
 
【属性】

属性名

データ型

省略

省略時の値

説明

fieldname

string

不可

 

テキストフィールド名

enabled

integer

1

0:入力不可、1:入力可

value

string

 

リストに表示する初期値

maxvalue

integer

 

最大値(数値型フィールド)

minvalue

integer

 

最小値(数値型フィールド)

refname

string

 

関連付けるフィールド名

refrow

integer

 

行番号(refnameがグリッドフィールド)

refcol

integer

 

列番号(refnameがグリッドフィールド)

 
【例】
品名コンボでサイドバイザーを選択すると金額テキストフィールドに22000が入る。
<combo fieldname=“品名” enabled = “1” refname =“金額”>
サイドバイザー:22000
スプラッシュボード:70000
ナンバープレートベース:3000
</combo>
品名コンボでサイドバイザーを選択すると明細グリッドフィールドの2列目、3行目に22000が入る。
<combo fieldname=“品名”enabled=“1”refname=“明細” refcol=“2” refrow=“3”>
サイドバイザー:22000
スプラッシュボード:70000
ナンバープレートベース:3000
</combo>
入力値の上限、下限のチェックを行なう。
<combo fieldname=“月” minvalue=“4” maxvalue=“6” >
4
5
6
</combo>

1.1.5チェックボックス情報

タグ名

check

タグの種類

空要素

内容

fieldnameで指定されたチェックボックス型セレクトボタンフィールドのプロパティを記述します。

省略

データ型

なし

繰り返し

なし

 
【属性】

属性名

データ型

省略

省略時の値

説明

fieldname

string

不可

 

セレクトボタンフィールド名

enabled

integer

1

0:入力不可、1:入力可

value

string

 

0:チェックなし、1:チェックあり

 
【例】
住民票チェックボックスをチェックし、印鑑証明チェックボックスを未チェックとする。
<check fieldname=“住民票” enabled = “1” value =“1” />
<check fieldname=“印鑑証明” enabled = “1” value =“0” />

1.1.6ラジオボタン情報

タグ名

radiobutton

タグの種類

空要素

内容

fieldnameで指定されたラジオボタン型セレクトボタンフィールドのプロパティを記述します。

省略

データ型

なし

繰り返し

なし

 
【属性】

属性名

データ型

省略

省略時の値

説明

fieldname

string

不可

 

セレクトボタンフィールド名

enabled

integer

1

0:入力不可、1:入力可

value

string

 

0:チェックなし、1:チェックあり

 
【例】
新規ラジオボタンをチェックし、継続ラジオボタンを未チェックとする。
< radiobutton fieldname=“新規” enabled = “1” value =“1” />
< radiobutton fieldname=“継続” enabled = “1” value =“0” />