PrintModeプロパティ

印刷モードを変更します。
 
[構文]
 
Object.PrintMode  =  long  
 

設定項目

内容

Object

オブジェクトへの参照を表すオブジェクト式

long 印刷モード(設定値参照)
 
[設定値]
 
long には次の値を指定します。初期値はフォームファイルに設定された印刷モードです。
 

定数

内容

JV_PRINTMODE_NORMAL

1

通常印刷モード

JV_PRINTMODE_HISPEED  

2

高速印刷モード
   
[解説]
 
PrintModeプロパティは、ページごとやセクションごとに印刷モードを変更する時に使います。
それ以外の場合では、印刷モードはフォームファイルで指定しておきます。
 
固定フォームの場合、FormNameプロパティPageKeyプロパティ、PageNoプロパティでフォームを設定した後に変更します。
可変フォームの場合、SectionKeyプロパティでセクションを設定した後に変更します。
 
高速印刷モードは高速で印刷を行いますが、3Dやグラデーションなどの一部のグラフィックス機能に使用制限があります。通常印刷モードには使用制限はありませんが、精密な描画を行うため、プリンタの性能によっては、印刷に時間がかかることがあります。
 
PrintModeプロパティは、Adobe PDF形式で出力する時には無効です。
値の設定と参照はデザイン時、実行時に可能です。 
 
[コーディング例]
 

Jvr.FormName = "C:\Tmp\見積書.jfm"

'フォームの設定

Jvr.PrintMode = JV_PRINTMODE_HISPEED

'高速印刷モード

Jvr.Start  

'印刷開始