ImageHeightプロパティ

帳票の高さを設定します。
 
[構文]
 
Object.ImageHeight  =  long  
 

設定項目

内容

Object

オブジェクトへの参照を表すオブジェクト式

long 高さ(1/100mm単位)  
 
[設定値]
 
long には帳票の高さを指定します。初期値は0(自動設定)です。
 
[解説]
 
ImageHeightプロパティの値は、RDF形式や、ビットマップ形式で作成する帳票の高さとなります。OutDeviceプロパティの値が「JV_RDF」「JV_RDFSVC」「JV_BITMAP」の時に有効です。
FormNameプロパティで指定したフォームの用紙長(高さ)を使う場合は、ImageHeightプロパティに 0 を指定します。
 
帳票の幅は、ImageWidthプロパティで設定します。
 
ビットマップデータの場合、作成されるビットマップデータの解像度は、ウィンドウの解像度と同じになります。
例) ウィンドウの解像度が96DPIの時、ImageHeightプロパティの値に7000を設定すると、ビットマップファイルの縦方向のビット数は約265になります。
 
値の設定は、デザイン時、実行時(Startメソッドの前)に可能です。
値の参照は、デザイン時、実行時に可能です。
 
[コーディング例]
 

jvr.OutDevice = JV_BITMAP

'出力先をビットマップにする

jvr.ImageFileName = "C:\tmp\jvout.bmp"

'ビットマップファイル名

jvr.ImageWidth = 21000

'イメージの幅(21cm)

jvr.ImageHeight = 29000

'イメージの高さ(29cm)

Jvr.Start

'印刷開始