jvGetPrinterLong(プリンタプロパティ数値情報取得)

プリンタプロパティの各種数値情報を取得します。

[構文]
 
Function jvGetPrinterLong(ByVal prnName As String, ByVal mode As Long) As Long
 
C言語
int jvGetPrinterLong(char *prnName , int mode);
 
JAVA
int jvGetPrinterLong(String prnName , int mode);
 
Delphi
Function jvGetPrinterLong(prnName: PAnsiChar , mode: Longint): Longint;
 

設定項目

内容

prnName

プリンタ名

mode

プロパティ種類(設定値参照)

 
リターンコード
 

定数

内容

 

0

正常終了

JV_ERR_PARAMETER

-2

パラメータエラー

JV_ERR_OPEN_STDPRN

-103

通常使用するプリンタが指定されていない

JV_ERR_GETPRINTER_INFO

-128

プリンタ情報取得エラー

 
[設定値]
 
mode には次の値を設定します。
 

定数

内容

JV_PRNINFO_SPOOL_TYPE

1

印刷スプール形式

JV_PRNINFO_ENABLE_DEVQ

2

一致しないドキュメントを保留する

JV_PRNINFO_DO_COMPLETE_FIRST

3

スプールされたドキュメントを最初に印刷する

JV_PRNINFO_KEEPPRINTEDJOBS

4

印刷後ドキュメントを残す

JV_PRNINFO_EMF_SPOOL

5

詳細な印刷機能を有効にする

 
[設定値]
 
mode が印刷スプール形式(JV_PRNINFO_SPOOL_TYPE)の場合には次の値が返ります。
 

定数

内容

JV_PRNINFO_SPTYPE_DIRECT

1

プリンタに直接印刷データを送る

JV_PRNINFO_SPTYPE_PRINTIMMEDIATELY

2

すぐに印刷データをプリンタに送る

JV_PRNINFO_SPTYPE_QUEUED_ALL

3

全ページ分の印刷データをスプールしてからプリンタに送る

 
mode が印刷スプール形式以外の場合には次の値が返ります。
 

定数

内容

JV_PRNINFO_VALUE_ON

1

有効にする

JV_PRNINFO_VALUE_OFF

0

無効にする

   
[解説]
 
jvGetPrinterLongは、コントロールパネルのプリンターのプロパティ詳細設定画面にあるプロパティの設定値をアプリケーション側で取得するための関数です。これらのプロパティは、コントロールパネルのプリンターのプロパティ詳細設定画面から確認することもできます。
 
jvGetPrinterLongでは数値型の値を持つプロパティの設定値を取得します。 文字型を取得する時はjvGetPrinterStringを使います。
値を設定する時はjvSetPrinterLongを使います。
 
プリンタ名が指定されない場合は、コントロールパネルで通常使うプリンタに指定されているプリンタのプロパティを取得します。
 
jvGetPrinterLongはどこでもコールすることができます。
 
 
※各プロパティの詳細は、Microsoft社が提供するWindowsのヘルプなどをご参照ください。
   
[コーディング例]
 
spoolType = jvGetPrinterLong("PM-G860",JV_PRNINFO_SPOOL_TYPE)
emfSpool  = jvGetPrinterLong("",JV_PRNINFO_EMF_SPOOL)