WinHdcプロパティ
ウィンドウのデバイスコンテキストを設定します。
[構文]
Object.WinHdc
= long
設定項目 |
内容 |
Object |
オブジェクトへの参照を表すオブジェクト式 |
long
|
ウィンドウのデバイスコンテキスト |
[設定値]
long
にはウィンドウのデバイスコンテキストを指定します。 初期値は0です。
[解説]
WinHdcプロパティはX86対応版レポートライブラリのプロパティです。X64対応版レポートライブラリでウィンドウのデバイスコンテキストを設定する場合は、SetParamメソッドを使用します。
WinHdc
プロパティは、OutDeviceプロパティが「JV_WINDOW」の場合に、出力するウィンドウを指定します。出力するフォームのNameプロパティがform1であれば、WinHdcプロパティにはform1.hDCを指定します。
OutDeviceプロパティが「JV_WINDOW」以外の場合には設定は不要です。
値の設定は、デザイン時、実行時(Startメソッドの前)に可能です。
値の参照は、デザイン時、実行時に可能です。
[コーディング例]
Jvr.WinHdc = PictureDraw.hDC 'ウィンドウハンドル
Jvr.OutDevice = JV_WINDOW
Jvr.Start