PrintOutメソッド

印刷を行ないます。
 
[構文]
 
Object.PrintOut
 

設定項目

内容

Object

 

オブジェクトへの参照を表すオブジェクト式

 
エラーコード
 
[解説]
 
印刷するプリンタを設定する場合は、PrinterNameプロパティを使います。用紙サイズ・用紙方向などのプリンタプロパティを設定する場合は、PrinterDevModeプロパティを使います。
 
帳票を作成する時に、レポートライブラリのPrinterDevModeプロパティ、PrinterNameプロパティ、jvSetDevModeファンクションでプリンタやプリンタドライバ情報を設定した場合は、設定値で印刷します。プリンタ名とプリンタドライバ情報が、レポートライブラリとプレビューコントロールで共に設定された場合は、プレビューコントロールの値が優先されます。プリンタ名やプリンタドライバ情報が何も設定されていない場合は、デフォルトプリンタ(通常使うプリンタに指定されたプリンタ)で印刷を行ないます。
 
印刷時の各種設定には、MinPageプロパティ(印刷開始ページ)、MaxPageプロパティ(印刷終了ページ)、Copiesプロパティ(印刷部数)、LeftMarginプロパティ(印字位置の横マージン)、TopMarginプロパティ(印字位置の縦マージン)、DocNameプロパティ(文書名)を使います。
 
基本的なコーディング   
 
[コーディング例]
 

JvrVw.LeftMargin = 5

‘印字位置の調整

JvrVw.TopMargin = 5

 

JvrVw.DocName = “納品書”

‘ドキュメント名の設定

JvrVw.MinPage = 1

‘印刷開始ページ

JvrVw.MaxPage = 10

‘印刷終了ページ

JvrVw.Copies = 2

‘印刷部数

JvrVw.PrinterName = “EPSON”

‘プリンタの設定

JvrVw.PrinterDevMode = “1,9”

‘プリンタドライバ情報の設定

JvrVw.PrintOut

‘印刷