FromPageプロパティ

印刷ダイアログの印刷開始ページを初期設定します。
ユーザーが設定した印刷開始ページを取得します。
 
[構文]
 
Object.FromPage  =  long  
 

設定項目

内容

Object

オブジェクトへの参照を表すオブジェクト式

long 印刷開始ページ(初期値は 1)
 
[設定値]
 
long には1〜10000の値を指定します。
 
[解説]
 
印刷開始ページの設定
印刷ダイアログの印刷開始ページに初期値を入れてポップアップさせる時に使います。印刷開始ページは、印刷ダイアログを表示する前に設定しておきます。
 
印刷開始ページの初期値を設定する場合は、MinPageプロパティとMaxPageプロパティを設定し、FromPageプロパティには、MinPageプロパティとMaxPageプロパティの間の値を指定します。範囲外の値を指定すると、初期値はMinPageプロパティの値になります。
 
印刷開始ページの取得
印刷ダイアログでユーザーが指定した印刷開始ページを取得する時に使います。ユーザーが印刷開始ページを指定した時は、指定したページから印刷を開始するようにコーディングします。ユーザーが全ページを指定した時は、FromPageプロパティには0が返ります。
 
印刷終了ページの設定や取得は、ToPageプロパティを使います。
  
値の設定は、デザイン時、実行時(Startメソッドの前)に可能です。
値の参照は、デザイン時、実行時(StartメソッドとEndまたはAbortメソッドの間) に可能です。
 
印刷ダイアログの表示   
 
[コーディング例]
 
Jvr.SetPrinter = JV_SPSHOWDIALOG 印刷ダイアログの設定

Jvr.OutDevice = JV_PRINTER

'出力先をプリンタにする
Jvr.fromPage = 3 '印刷開始ページの設定

Jvr.Start

'印刷開始

fromPage = Jvr.fromPage

'印刷開始ページの取得