AllowSelectionプロパティ

印刷ダイアログの「ページ指定」オプションボタンの使用フラグを初期設定します。
ユーザーが設定した印刷ダイアログの「ページ指定」オプションボタンの使用フラグ値を取得します。
 
[構文]
 
Object.AllowSelection  =  long
 

設定項目

内容

Object

オブジェクトへの参照を表すオブジェクト式

long 使用不可フラグ(設定値参照)
 
[設定値]
 
long には次の値を指定します。また、long で次の値を取得できます。
 

定数

内容

JV_ALLOWSELECT_ON

1

「ページ指定」オプションボタンを使用可能にする

JV_ALLOWSELECT_OFF

0

「ページ指定」オプションボタンを使用不可にする

 
[解説]
 
値の設定は、Startメソッドの前で行います。
 
AllowSelection プロパティに「JV_ALLOWSELECT_OFF」を指定すると、全ページ印刷となります。全ページ印刷では、印刷ダイアログがポップアップした時に、印刷開始ページと印刷終了ページを使用できません。
   
[コーディング例]
 

Jvrlib.MinPage = 1

 

Jvrlib.MaxPage = 3

 

Jvrlib.FromPage = 1

 

Jvrlib.ToPage = 3

 

Jvrlib.Copies = 2

 

Jvrlib.AllowSelection = JV_ALLOWSELECT_ON

'ページ指定

Jvrlib.SetPrinter = JV_SPSHOWDIALOG

 

Call Jvrlib.Start